防水工事とは
所属組合員の企業では建築物、道路・橋梁、河川港湾・上下水道施設等の土木構造物に至るまで、あらゆる分野の防水工事を取り扱っております。その中のほんの一部ですがご紹介します。
アスファルト防水
熱により溶かした(溶解)アスファルトを材料として流し延べ、アスファルトルーフィングと交互に重ね防水層を作ります。
1905(明治38)年に日本における建築家の仕様による最初の防水工事として施工された記録があり、日本における近代的な建築防水工事の最初期より現在までに様々な製品が開発されています。
合成高分子系ルーフィングシート防水
加硫ゴム系、塩化ビニル樹脂系ルーフィングシートなどを使用するものなどがあります。
工場生産された防水シートを使用し品質の安定した防水層を期待できます。
ウレタン塗膜防水
ウレタンゴム系塗膜防水。ウレタンゴム系の材料を塗重ねて防水層を作ります。
現在の塗膜防水における代表的な材料の一つであり様々な製品が開発されています。滑らかで伸縮性のあるウレタンゴムの性質を生かした継ぎ目のない(シームレス)な防水層が特徴になります。
シーリング工事
建物や建具間のすきまを目地状にふさぐ材料(シーリング材)を詰めます。雨仕舞をシーリング工事に依存しているものも多いため、機能上・美観上にも重要な役割を果たしています。
外壁補修工事
外壁の劣化(ひび割れ、剥離、鉄筋爆裂等)は屋根と同様に雨水・風雪の侵入の要因になります。劣化の調査・診断・外壁補修・塗装及び外壁防水を行い建築物の長寿命化を図ります。